※プロの方(農業・特に畑地灌漑技術に職業・研究関係として携わっている方)、あるいは新規に参入されようとする方向けの記述があります。
そのため、現状の問題点等を明らかにするためかなり直裁な文章になっているともいえ、専門的な用語も含まれる場合もあります。
それらの点、あらかじめお詫び申し上げます。また、ご不明の点があれば、弊社までお問い合わせください(FAQ掲載等も含め鋭意対応させて頂きます)。
もちろん、下記を、一般の方がご覧になるのは全く問題がありません。
緑化事業者、農業関係者様向け
※以下は灌漑排水や栽培関連のプロ向け記述なのでわかりにくい箇所はご容赦下さい
※SIMERUSシステムは、水耕栽培(養液栽培、溶液栽培、ロックウール栽培)ではありません。
SIMERUSシステムの大規模化の進捗の状況
最近お問い合わせが多くなってきた事項ではございますが、
SIMERUSシステムの大規模対応についての弊社の開発状況の概要をご連絡してゆきたいと考えております。
また、SIMERUSは開発の経緯から言うと、もともとは大規模向けです(地中連続灌漑システム→低正圧地中連続、負圧差灌漑)。
つまり、SIMERUSチューブ、SIMERUS平面緑化システム(花壇セット)については、基本的(原理的にも)に大規模化は可能といえます。 ※なお、SIMERUSフロート、水やりテープは性格的にもプランターや植木鉢向けです。
※チューブについては、ある程度の規模で大学研究機関で栽培実験で既に性能実証済みです。
※平面緑化システムについては、並列に並べての大規模化実験はこれから(2008年度から)になります(2009年も実施しています)。
それと並行して量産化(長大なチューブなどの製造)のプロセスを立ち上げていきたいと考えています(2009年 新材質チューブについてほぼ完成しました)。
弊社HPに出ている小規模向けの製品イメージで考えられ、それらを組み合わせても大規模化は出来ないことはないですが、大規模用プロ向けの製品化はそれなりのスペックも考慮しなくてはなりません。
2008年度、チューブシステム、平面緑化システムの大規模化ベースの試験を開始いたしますので、写真などを、このページなどに記載してご紹介(設置、使用イメージを含め)をしていきたいと考えております。
なお、このページのアップデートは不定期になりますのでご了承お願い致します。
<栽培例>2009
植物工場・施設栽培(養液栽培ではない)、養液栽培施設の土壌(等媒質)栽培へのコンバージョン向け
SIMERUS花壇セットminiベース、コンテナモジュール型自動給水栽培
よく質問のありそうなことなので述べておきますと、
本システムはコンテナ両側から給水シートで、写真では雨トイの水面から連続給水されていますが、
①水深設定などで、過湿にならない管理が出来ます。写真は、最大給水性能を出すような設定を意図的に行ったものです。マルチ栽培などでは通常、青色のはさみなどのセットは必要ありません。
②マルチなどの設置は容易です(下記は意図的に条件の悪い状態を模擬して性能試験をしています)。
③水の下部への漏出はありません。作動エネルギーは実質ゼロです(ゼロエミッション、節水、省エネ)。

イチゴの実がつきだしたので管理もあり、後づけでハウス用ビニル(透明)で部分マルチしたものです
※当然初めからマルチングした方が作業効率が高いです。

黒マルチに交換した収穫期の写真です。

装置の構成はこのように簡単です。


最大で大体1個30g~40gぐらい(品種 アスカルビー09/4/4、4/18)
<栽培例>
※ライシメータ6試験区なので給水源タンクは6個設置してあります。
つまり、写真からは、誤解されやすいかも知れませんが、数mごとに給水源タンクが必要の意味ではございません。
このチューブの数十mの長大化は可能です(現在製造試験中)。
SIMERUSチューブ性能実証試験(6連ライシメータ(4株植栽 1.5x1.5x1.5m x6 雨よけ 自然換気付)、
土性(国際法 SCL x3、SL x3 )、
栽培品種 サカタアールス 実生-接ぎ木苗ではない)
写真撮影時期は摘芯直前(約1.8mで摘芯、7月)、多少密植気味の傾向
潅水による降下浸透損失(肥料分溶出排水とも)は全期間ともゼロ、
なお、雨よけハウス内は他の灌漑方法の通例より遙かにドライといえる
栽培管理全般は、通例の手法に準拠
photoギャラリーの2~3kgのメロンが採れたときの栽培試験
※念のため、実施者はいわゆる栽培のプロでないことはお断りしておきます(畑地灌漑専門家)。

弊社技術顧問に対する研究開発支援について(科学技術振興機構(JST)による) 08/7/14
※これは弊社の活動にも当然のように関連がございます。
TOPICS欄でご紹介しましたが、
☆SIMERUSが科学技術振興機構(JST) 地域イノベーション創出総合支援事業「シーズ発掘試験A;発掘型」に課題採択されました(平成20年度)詳細 (08/6/17)
この点について、多少詳細を述べますと、どちらかというと一般消費者様向け製品である給水テープシステムへの支援の意味は少ないのですが、農業向け(あるいは砂漠化の抑止など雰囲気的には緑化のかなり厳しい用途向け)の浸透型チューブシステムの大規模化の問題点の解消(具体的には長大な給水チューブの試作等)を中心にすすめていくことになっています。
実態としては、現時点で大体の目処はあるい程度見えている状態です(当然実証実験は必要)。
ただし、その技術開発で、比較検討とするシステムは弊社SIMERUS花壇mini系統を主としております。さらに、この平面緑化製品群自体が、植物工場など含め、養液栽培をしのぐ新しい植物栽培システムを十分に構成できる(既に)性能を持っているため、双方とも「大規模化も含めた研究成果を得るように各種検討する予定です(JSTの研究費支援に対する対応としては双方ともの大規模実用化は矛盾するものではないと考えます)。
この成果については、概ね、11月以降にフォトギャラリーなどでも紹介できる予定です。
09/10/16 発表
以下は、SIMERUS平面緑化システムベース 施設園芸 植物工場(共に土耕)向けシステムのデモンストレーションです。
つまり、給水シートなど基幹部品を除けば、ホームセンターで売っているような資財でも簡単に構築できます。

簡単な設定で、土壌の乾湿のレベルを適宜調整できます(底面潅水と違って過湿にはなりません)。
左写真トマト、右写真イチゴ
イチゴは、ライナーから伸びてできた新しい苗を移植し直すのが普通ですが(本システムでも新しい苗を作るのは容易です)、デモを兼ねて13ヶ月間連続で管理した物を掲載しています(つまり、40℃以上の夏季の高温でも大丈夫だと言うことです)。

このようなフレームだけでなく
平面の台の上の設置ももちろん可能です。
例えば発布スチロール板敷などで、断熱なども容易です。また、水源の確保は簡単で、そして廃水は全く出ません。衛生的です。
つまり、肥料でも薬剤でも最高の効率で散布できます。

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